明日で退院。

とうとう明日で退院。長かったような短かったような。

チビを連れて、旦那さんとお兄ちゃんの待つ家に二週間ぶりに帰ります。

新生活のスタート。

コツコツと目の前の今をテマヒマして、家族で楽しく暮らしていこう。


産院で読んだ本

『とかげ』吉本ばなな

『ぱいなつぷりん』吉本ばなな

ハゴロモ吉本ばなな

『ラチとライオン』マレーク・ベロニカ

『あたらしい私になる』服部みれい

『桶谷式母乳ですくすく育てる本』



産院日和

今朝も産院で目覚める。いいお天気。

チビの出産は、市の産後ケアを利用しているので、通常の入院期間7日間+産後ケア6日間=13日間の産院暮らし。

3食の栄養満点で美味しいご飯に、掃除も洗濯もお任せ。おっぱいの不安もいつでも助産師さんに相談できるので、とても安心して過ごせる。おっぱいは、まだまだちょろちょろの出だけど、ミルクを足しつつ気長に頑張りたい。

チビのお世話以外は、ひたすら睡眠と読書のしあわせな産後。

家のことお兄ちゃんのことは任せとけ!とドンと胸を叩いてくれた、旦那さんに心から感謝。


授乳じかんの音楽は、

手島葵さん『TesimaAoiGreatestHits』

高木正勝さん『大山咲み』

映画『コクリコ坂からサウンドトラック

中でも特に好きな曲が『夜明け〜朝ごはんの歌』歌詞がかわいい。



『夜明け〜朝ごはんの歌』

手島葵

お鍋はグラグラ

お釜はシュウシュウ

まな板はトントトン

お豆腐フルフル 卵はプルプル

納豆はネバネバ

焼けたフライパンに卵をおとして

お鍋に味噌をといて

あつあつご飯はおひつにうつして

支度は上々

みんなを起こして

みんながそろったら

さあ沢山めしあがれ

お日様が輝いてる

みんなで朝ごはんわたしが作った

いそいでいそいで

でも味わって食べてね

魚はジュウジュウ

脂もジュワジュワ

素手で触ってアッチチ

耳たぶつまんてまお水で冷やして

そんなヒマありません

キュウリを刻んで小鉢に分けたら

味噌汁に葱パッパパ

お茶碗並べてお箸も配って

支度は上々

眠そうな顔して

みんながそろったら

さぁ沢山めしあがれ

今日も一日がんばろうね

みんなで朝ごはんわたしが作った

いそいでいそいで

でも味わって食べてね




お茶のお稽古

お茶のお稽古の先輩から、出産おめでとう!メールを頂く。「お稽古の時は赤ちゃんも連れてきてね」と、皆さん言ってくれるのでありがたい。

お茶のお稽古は、森下典子さんのエッセイ『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)を、10年くらい前に読んでから、ずっとやってみたいと思いつつも、中々始められずにいたのだけど、昨年、大森立嗣監督・黒木華さん主演で映画化されたのを観て、やはりやってみたいと気持ちが盛り上がってしまい、妊娠7ヶ月の膨れたお腹を抱えて始めたのだった。

お稽古にはまだ3ヶ月しか通っていないけど、日常のふとした時に、お茶で習った動作を思い出すことがあり、面白い。例えば、スタバでプラスチックのスプーンを手に取った時に、茶杓での動作を思い出したりする。

茶道は、型にはまることで見えてくるものがあると言うけれど、本当にそうなのかもしれない。これからどんな世界が見えてくるのかとても楽しみ。

産後の身体が落ち着いたら、またお稽古に通いたいな。


森下典子さん『日日是好日

二十歳から茶道教室に通い始めた著者の目を通じて、茶道の心得・人生のあり方などが綴られたエッセイ。

日日是好日とは、禅語のひとつ。中国は唐の時代の雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の語で、〝今日というかけがえのない一日をあるがままに生きる〟という意味。

「茶道具に触れて、和菓子を食べて、花を眺めて、掛け軸に展開されている世界を想像して、今という季節を五感に味わわせてくれるのがお茶の世界」だと森下さん。


今年は、子育てにてんやわんやの予感が大だけれど、その中でも、茶道のように、季節を感じて、一日一日を大切に、今を見つめて、自分らしく暮らして行こう。



出産しました。

先日、無事に二人目を出産しました。上のお兄ちゃんよりも少し大きめ目の、3190グラムのムチムチの男の子。

先生の話では、二人目は、一人目の妊娠の時に一度子宮膨らんでいるため、大きめの赤ちゃんになることが多いとのこと。


吉本ばななさん『キッチン』より。

雄一のお母さんのえりこさんの言葉になるほどと思った。


「本当はひとり立ちしたい人は、なにか育てるといいのよね。そうすると自分の限界が分かるのよ。そこからがはじまりなのよ」

「人生は本当にいっぺん絶望しないと、そこで本当に捨てられないのは自分のどこなのかをわからないと、本当に楽しいことが何かわからないうちに大っきくなっちゃうと思うの」


これから、お兄ちゃんとチビの二人の子育てで限界を感じることもあるかと思うけど、その都度、そこが始まりだと思って、楽しんでやってけたらと思う。

また、自分の時間はきっとますますなくなると思うけど、その中で、大切にしたいことは何なのか、また捨てるべきは何なのかなどなど、直感を大切に選んで行きたい。


どっしりとゆったりと柔らかくマイペースで笑顔のお母さんになろう。


チビ、誕生おめでとう!

お兄ちゃん、お兄ちゃんになっておめでとう!


はじめまして

初めまして。penpen822と言います。

あけましておめでとうございます。

今日からブログを始めます。日々の育児のこと、好きな喫茶店のこと、読んだ本や、観た映画やドラマのことなど書いていきたいと思います。

もうすぐ、二人目の出産なのでドキドキ暮らしています。

 

吉本ばなな『キッチン』

年明け最初に読んだ小説は、吉本ばななさんのデビュー作『キッチン』


あらすじ

唯一の肉親だった祖母を亡くした主人公のみかげが、祖母と仲良しだった花屋でアルバイトをする大学生雄一とそのお母さん(実はお父さん)の家に居候することになり、二人との日々の暮らしの中で、心の元気を回復していくお話。


『キッチン』は、大学生になったばかりの18才の時に初めて読んで、それからもう何度も読んでいる。本当に、何度でも読めてしまうし、何度読んでもまた新鮮な気持ちで読める、大好きな小説。